矢沢永吉「豪州35億横領事件」で支えられた言葉とは?

レザージャケットを着た人物が、帳簿に記帳された売上や支出を見つめて悩んでいる様子
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ロック界のレジェンド、矢沢永吉が話題になっています。

彼が76歳にして明かしたのは、過去に直面した「35億円横領事件」と、そこから立ち上がるきっかけとなった“ある言葉”でした。

なぜ今、矢沢はこの告白をしたのでしょうか。
50周年を迎える今、その思いとは?あなたも気になりませんか。
point
  • 矢沢永吉が「35億円横領事件」をラジオで回顧
  • 税理士の一言に3度聞き返すほど救われた
  • ソロデビュー50周年を迎えアルバムをリリース
目次

事件の全容と矢沢の語り

9月26日に放送された「矢沢永吉のオールナイトニッポンGOLD」で、矢沢永吉が自ら語ったのは、1998年に起きた“豪州横領事件”。
31歳で単身渡米し、音楽活動を世界基準にするという夢を持っていた矢沢は、オーストラリアでスタジオ用に購入していた土地を信頼していた友人に勝手に担保にされてしまう。
結果として、彼は約35億円という莫大な借金を背負うこととなった。

家族やスタッフが放った救いの言葉

矢沢は当時の心境を「もう駄目だ」と語っている。
しかし、支えとなったのは、家族やスタッフが伝えてくれた税理士の言葉だった。
「大変だけど、矢沢が真っすぐ走れば返せない額じゃない」と言われたことに、彼は3回も聞き直したという。
それほどまでに、誰かの“信じる声”が必要だったのだ。

過去の危機と向き合い続けた男

矢沢にとってこの“35億円事件”はキャリアの分岐点。
バンド「キャロル」の時代からトップアーティストとして走り続け、数々の試練を乗り越えてきた彼にとっても、この事件は大きな転機だった。
それでも、走り続けるために必要だったのは「言葉」だったという事実が、心を打つ。

「マグロじゃないけど」と語った真意

矢沢はその言葉を聞いて「マグロじゃないけど、ニンジンを前に走る馬のように走った」と表現した。
走ることをやめたら終わる。そんな生き様がにじみ出た言葉だ。
70代半ばにしてもステージに立ち続ける理由が、ここにあるのかもしれない。

50周年と新アルバム「I believe」

そんな彼が迎えた2025年、ソロデビュー50周年。
通算35枚目となるオリジナルアルバム「I believe」を9月24日にリリースしたばかりだ。
番組内ではそのアルバムから複数の楽曲もオンエアされ、矢沢の“現在進行形”のロックが響いた。

SNSでも称賛と共感の声

SNSでは「矢沢の生き様に泣いた」「こんな76歳になりたい」といった声が相次いでいる。
過去の苦境を自ら語り、今なお進化をやめない姿に、多くの人が感銘を受けているようだ。

今後の展望と活動

50周年を節目に、今後の活動にも注目が集まる矢沢永吉。
全国ツアーの可能性や、新たなコラボ企画など、ファンの期待は高まる一方だ。
「走り続けるロックンローラー」は、まだまだ止まらない。

FAQ

Q. 矢沢永吉の「35億円事件」とは?
A. オーストラリアでのスタジオ建設予定地が、信頼していた友人により無断で担保に入れられ、35億円の借金を負った事件です。
Q. 事件後、矢沢を救った言葉とは?
A. 税理士が「矢沢が本気で返そうと思ったら返せない額じゃない」と語った言葉が支えとなりました。
Q. 矢沢永吉の最新アルバムは?
A. 2025年9月24日リリースの「I believe」が、通算35枚目のオリジナルアルバムです。

まとめ

76歳を迎えてなお、ロックの最前線を走り続ける矢沢永吉。
35億円という前代未聞の借金事件から立ち直ったのは、誰かの“言葉”を信じたからこそ。
50周年を迎えた今、その言葉と共に、彼は再び未来へと走り出している。
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