地元・大阪を拠点に活動するお笑いコンビ「ミサイルマン」のツッコミ担当、西代洋さんが今、芸人としてだけでなくビジネスや教育の分野でも注目を集めています。
吉本興業の営業現場では“秘密兵器”と呼ばれ、企業とのコラボや大学との共同研究まで幅広く活躍。その人気と信頼の理由に迫ります。
西代洋のプロフィールと芸人としての歩み

西代洋は1980年9月27日生まれ、大阪府豊中市出身。1999年にNSC大阪校の22期生として入学し、2000年に同期の岩部彰とお笑いコンビ「ミサイルマン」を結成しました。
ツッコミを担当し、M-1グランプリやTHE MANZAIなどの大会にも挑戦し続けています。
趣味は音楽鑑賞、読書、お城巡り、水泳で、高校時代は水泳部のキャプテンを務め、近畿大会で8位の実績を持っています。
ラジオやテレビ番組にも多く出演しており、関西ではその顔を見かける機会も多く、地元に根差した芸人としても知られています。
営業現場での活躍と“営業秘密兵器”と呼ばれる理由
西代洋は、吉本興業の営業現場で「アイデアマン」として高く評価されています。
2024年には、吉本興業の営業本数ランキングで3位に入り、年間で76回もの営業出演を記録しました。
彼の強みは、現場ごとに求められる内容や雰囲気に合わせて、独自のアイデアで盛り上げることができる柔軟な発想力と対応力です。
そのため、吉本内でも「営業秘密兵器」と呼ばれる存在となっています。
地方自治体のイベントや商業施設の集客にも強く、営業における安定感と幅の広さは芸人の中でも群を抜いています。
企業とのコラボレーション事例
イクラ株式会社との取り組み
西代洋は、イクラ株式会社とタッグを組み、3ヶ月間にわたりCWO(Chief Warai Officer)として活動しました。
営業部への「コミュニケーション講座」の実施や、イクラ不動産サービス加盟店への訪問、自身の実家の査定などを行い、サービス向上に貢献しました。
その結果、「ビジネスマン芸人グランプリ」で初代グランプリを獲得しました。
講座では、緊張緩和や雰囲気作りの方法を笑いを交えながら伝えるなど、ビジネス現場に必要なスキルを芸人の経験から引き出す試みが高く評価されました。
近畿大学との共同研究
近畿大学と吉本興業が連携し、「withコロナ時代の新スポーツ」の創造に向けた共同研究を実施。
西代洋は、学生とともにオリジナル競技を考案し、笑いの要素を盛り込んだソーシャルスポーツを開発しました。
これらの競技は、今後、小学校での出張授業やショッピングモールでのイベントなどで実施される予定です。
スポーツと笑いの融合という新たな試みにより、地域社会への貢献と教育現場での活用も期待されています。
営業のプロとしての哲学

西代洋は、営業の場ではただ笑いを届けるだけではなく、その場の空気や顧客のニーズを察知し、即座に対応する姿勢を持っています。
企業イベントや自治体の催しでは、参加者の年齢層や地域性をふまえたネタを即興で差し込むなど、プロフェッショナルな配慮が見られます。
場の雰囲気を見極める観察力と臨機応変な対応力が、営業現場で厚い信頼を得る要因となっています。
また、共演者やスタッフへの気配りや連携にも定評があり、信頼できるパートナーとしても重宝されています。
西代洋の人柄とプライベート
西代洋は、2023年3月に5歳年下の看護師と結婚しました。
コロナ禍で最前線で働く姿を見て、「この人しかいない」と結婚を決意したと語っています。
夫人とは以心伝心の関係で、食べたいものも同じで、ストレスフリーな新婚生活を送っているとのことです。
家庭ではリラックスした時間を大切にし、週末には一緒に料理をしたり、散歩に出かけたりすることで、互いの絆を深めています。
活動の広がりと今後の展望
現在、西代洋は営業現場だけでなく、ビジネス研修や教育現場、行政主催のフォーラムなどにも活動の場を広げています。
自らの経験をもとにした「人前で伝える技術」や「即興コミュニケーション力」などの講座も注目されており、芸人としての枠を超えた活躍が進んでいます。
将来的には、芸人のキャリアの新たな可能性として、営業や教育の分野を開拓していく意志を持っているといいます。
芸人としての技術やセンスを社会に還元する道を模索し続ける姿勢が、今後の注目を集めています。
まとめ:ミサイルマン西代洋の魅力とは
- 吉本興業の営業本数ランキングで、3位を記録しました。
- 柔軟な対応力と即興力で、現場を盛り上げます。
- 企業との連携により、ビジネス分野でも成果を挙げています。
- 教育・行政分野でも活動の場を広げています。
- プライベートでは看護師と結婚し、円満な家庭を築いています。
- 今後も芸人の枠を超えた活躍が、期待されます。