大阪・関西万博は2025年10月13日に最終日を迎え、夢洲の会場外には早朝から長蛇の列ができました。
中でも注目を集めたのは、徹夜で並んだ人々の姿です。中には20時間以上も並び続けた来場者もおり、ニュースやSNSでも話題となっています。
なぜそこまでして参加したいと思わせる魅力があったのでしょうか。その背景を探ってみましょう。
大阪・関西万博最終日に900m超の行列
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博は、10月13日に最終日を迎えました。会場の夢洲(大阪市此花区)には、閉幕の瞬間を見届けようと多くの来場者が訪れ、特に東ゲート前には900メートルを超える行列ができる事態に。
注目を集めた徹夜組の熱気と目的
行列には、シートを敷いたり寝袋にくるまったりしながら、徹夜で待機する人々の姿が多く見られました。午前3時台でも多くの人が列に並び、夢舞大橋まで人の列が続いたとのことです。
ショパン目当てに通い詰めた熱心な来場者
中には、ポーランド館で連日開催されていたショパンのコンサートを目当てに、20時間以上も並び続けた来場者もいました。8月から毎週通い、ピアニストのサインを集めるなど、音楽への強い愛情を示してきたそうです。「最後の締めにもう一度聴きたい」と語った気持ちは、多くの人の共感を呼んでいます。
閉幕当日、朝焼けの中の来場者たち
早朝3時過ぎ、暗闇の中に照明が灯り、肌寒さの中で毛布にくるまりながら待つ人々の姿は、まさに「万博ロス」を惜しむような光景でした。万博というイベントの持つ「一度きりの体験」を逃したくないという来場者の思いが伝わってきます。
ポーランド館の存在感と人気
ポーランド館は、ショパンの音楽に特化した展示やコンサートが毎日開催され、多くの音楽ファンやクラシック愛好者の支持を集めてきました。最終日には「最後にもう一度聞きたい」というリピーターも多く、その人気ぶりを証明しました。
SNSでも話題に「並びの美学」
X(旧Twitter)では、「20時間並ぶってどんな情熱」「夢洲、最後の熱気すごい」「ポーランド館のファンすごすぎ」といった投稿が多数見られました。特に、文化や芸術への愛情を体現するような行動として、称賛の声が多く寄せられています。
今後への展望と万博の遺産
万博の閉幕は終わりではなく、むしろ新たなスタートです。この熱気を一過性で終わらせるのではなく、地域振興や国際文化交流に活かしていく取り組みが今後の課題となります。ポーランド館のような成功例は、今後のテーマ館設計や運営にもヒントを与えるでしょう。
- 大阪・関西万博は10月13日に最終日を迎えた
- 会場には900メートル以上の行列が出現
- 20時間以上並ぶ徹夜組も登場
- ショパン目当てに通い詰めた来場者の姿も
- SNSでも「最後の熱気」に共感の声が多数
FAQ:大阪・関西万博の最終日について
A. 2025年4月13日(日)〜10月13日(月・祝)の184日間です。
Q. なぜ最終日に900mの行列ができたの?
A. ポーランド館のショパン演奏を最後に聴きたいという来場者もいて、徹夜で並ぶ人が続出しました。
Q. 万博の閉幕後は何が行われる?
A. 閉幕式後も一定期間、施設の撤収・解体・整理が行われ、その後の跡地利用計画が進行予定です。
まとめ:万博の最終日、記憶に残る行列
大阪・関西万博の最終日は、熱心なファンによる900メートル超の行列という形で締めくくられました。
音楽や文化、国際交流に触れる貴重な機会として多くの人々の記憶に刻まれたこの万博。
その熱量は、単なるイベント以上の価値を社会にもたらしたのではないでしょうか。
