ニュース本編(何が起きたか)
2025年12月13日に放送された「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」は、霜降り明星の粗品さんが初めて審査員として参加し、その辛口コメントが大きな注目を集めました。そんな中で、2019年から7年連続で審査員を務めてきた笑い飯・哲夫さんが、自身のコメント回数の少なさに言及。「次からもう断ろうかな」と冗談交じりながらも本音を語り、視聴者を驚かせました。
・「THE W 2025」で哲夫はコメント2回、粗品は5回。
・演出上の指示でMCが発言者を決めていた。
・哲夫は「尊重されないなら、次回辞退」と心境を吐露。
・粗品へのコメント尺に軽い苦言も。
背景や経歴・人物情報
哲夫さんはお笑いコンビ「笑い飯」のツッコミ担当。M-1グランプリで歴史的な「ダブル優勝」を果たした経験を持ち、以降、お笑い界でも独自の哲学的スタンスで知られています。バラエティ番組やラジオでは芸人としての視点を通し、社会問題にもコメントをするなど、知的芸人としての地位を確立しています。
関連する過去の出来事や比較
「THE W」は2017年にスタートした女性芸人の頂上決戦。これまで何度も演出面での賛否が取り沙汰されてきました。特に審査員構成のバランスは毎年話題で、2025年の放送も例外ではなく、粗品さんの“鋭い指摘”が強すぎた結果、他の審査員の発言時間が減った点に納得感を持たない視聴者も多かったようです。
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番組演出とコメント構成
哲夫さんによると、コメントを求めるタイミングはMCであるフットボールアワーの後藤輝基さんが自発的に振るわけではなく、番組側のカンペ演出に基づいていたとのこと。つまり、各審査員の発言回数や順番は台本的に決められていたようです。「番組サイドが今回はこういう流れで、と決めている」と語り、演出上の制約をやんわりと示唆しました。
哲夫が語った本音とユーモア
「オレのコメントを大事にされないなら、やらん方がええんかな」と語った哲夫さん。しかし、持ち前のユーモアを交え「粗品、もう少し尺短くてもええで」と冗談を交えながら笑いに転化。これにはリスナーから「さすがベテラン芸人の返し」と称賛の声が上がりました。
SNSの反応
X(旧Twitter)では放送翌日、「#THEW2025」「#哲夫さん」「#粗品」がトレンド入り。「コメント差が話題だけど、哲夫さんが怒る気持ちも分かる」「毒舌の裏で番組演出が影響してると知って納得」といった意見が飛び交いました。一方で「これも番組を盛り上げる演出では?」と捉える声もあり、賛否両論が入り混じりました。
今後の展望
哲夫さんは「次からはもう断ろうかな」と語ったものの、完全に辞退を決めたわけではありません。近年はラジオや講演でも多忙を極めており、“THE W”審査員としての継続か、新たなステージへの転換かが注目ポイントになりそうです。制作サイドが今後、審査構成を見直す可能性もあります。
FAQ
A. コメントする回数が少なく、発言機会の偏りを感じたためです。
Q2. 粗品さんとの関係は悪化した?
A. いいえ。昔から親しい仲であり、軽い冗談交じりで意見を述べています。
Q3. 「THE W 2025」演出はどう決められていた?
A. 審査員へのコメント指示は演出サイドがカンペでコントロールしていたそうです。
Q4. 来年も哲夫さんは出演する?
A. 現時点では不明ですが、本人の発言からは検討中であることがうかがえます。
まとめ
「THE W 2025」をめぐる笑い飯・哲夫さんの発言は、審査員制度そのものに新たな議論を投げかけました。単なる愚痴ではなく、番組の公平性やお笑い文化への愛情が根底にあるコメントといえるでしょう。2025年も終盤に差しかかる中、哲夫さんが次回以降どのような決断を下すのか、注目が集まります。



