国内男子ゴルフ「バンテリン東海クラシック」第2日が2026年10月30日に行われ、桂川有人選手が通算8アンダーで首位を守りました。この日は福住修選手も追い上げ、2人が首位に並んでいます。
同じ日、国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」では、妻の小祝さくら選手が7アンダーで首位タイ発進を決めました。2つの大会はどちらも11月1日に最終日を迎えるため、夫婦の同日優勝が実現するかに注目が集まっています。
この記事では、両選手の今回の内容、ここまでの歩み、優勝争いのライバル、週末の見どころを整理します。
この記事の要点
- 桂川有人選手は第2日を69(ボギーなし)で回り、通算8アンダーで首位タイ
- 福住修選手がホールインワンを含む66で並び、1打差の3位に3人が続く混戦
- 小祝さくら選手は初日65で、エイミー・コガ選手と並ぶ今季初の首位発進
- 桂川選手は前週に欧州ツアーで優勝しており、2週連続優勝がかかる
- 両大会とも11月1日が最終日で、夫婦そろっての同日優勝の可能性がある
桂川有人、バンテリン東海クラシック第2日の内容
まず、桂川選手が首位を守った第2日のプレー内容を振り返ります。あわせて、同じく首位に並んだ福住修選手の猛追と、上位の顔ぶれを確認します。
悪条件の中、我慢のノーボギー
初日に単独首位に立った桂川選手は、第2日を2バーディー、ボギーなしの69で回りました。通算8アンダーで首位の座を守っています。
この日は気温が下がり、雨が降ったりやんだりする難しいコンディションでした。桂川選手は無理をせず安全にプレーする判断をしたといい、攻めきれなかった点には悔しさものぞかせました。
ドライバーの調子は良くなく、フェアウェーキープ率は約28.6%で全体82位にとどまりました。それでも9番と10番で連続バーディーを奪い、ピンチをしのいでスコアをまとめています。
福住修がホールインワンで首位に並ぶ
8位から出たツアー未勝利の福住修選手(23)は、13番パー3でホールインワンを達成しました。1イーグル、5バーディー、2ボギーの66をマークし、桂川選手と通算8アンダーで並んでいます。
| 順位 | 選手 | 通算 |
|---|---|---|
| 1T | 桂川有人、福住修 | -8 |
| 3T | 岩崎亜久竜、勝俣陵、佐藤大平 | -7 |
| 6T | 石坂友宏ら4人 | -5 |
決勝ラウンドには、3オーバーまでの64人が進みました。大会のホストプロである星野陸也選手は、通算4オーバーで予選落ちとなっています。
小祝さくら、三菱電機レディスで首位発進
同じ10月30日に開幕した女子ツアーでは、小祝さくら選手が好スタートを切りました。好調の要因と、左手首手術を経ての今季の状況を整理します。
パットがかみ合い65
埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで行われた初日、小祝選手は8バーディー、1ボギーの65で回りました。7アンダーで、ツアー未勝利のエイミー・コガ選手と並ぶ首位タイ発進です。
小祝選手は、好スコアの決め手にパッティングを挙げています。この日のパット数は25でした。最近はパットが思うように入っていなかったといい、大会前の練習でストロークを確認した成果が出た形です。
左手首手術から復活の13勝目へ
ツアー通算12勝の小祝選手は、昨年左手首の手術を受けています。今季はまだ優勝がなく、今回の首位発進も今季初めてです。
本人は、けがを再発させずにシーズンを終えることを目標に挙げています。そのうえで、好機をしっかりつかみたいと意気込みを語りました。
| 順位 | 選手 | 通算 |
|---|---|---|
| 1T | 小祝さくら、エイミー・コガ | -7 |
| 3T | 野澤真央、藤本愛菜 | -6 |
| 9T | 佐久間朱莉、河本結、仲村果乃ら9人 | -4 |
桂川有人と小祝さくら、夫婦のこれまで
今回の「夫婦同時優勝」への期待には、2人のこれまでの歩みと、桂川選手の直近の好調が関係しています。経歴と結婚後の歩みを整理します。
前週に欧州ツアーで結婚後初優勝
桂川選手は2026年10月25日、韓国で行われた欧州ツアー「ジェネシス選手権」で優勝しました。通算13アンダーで、2打差の逃げ切りでした。
2024年4月以来、2年ぶりのツアー2勝目です。2024年に小祝選手と結婚してから初めての優勝でもありました。今大会は帰国直後の出場で、2週連続優勝がかかっています。
| 項目 | 桂川有人 | 小祝さくら |
|---|---|---|
| 年齢 | 28歳 | 28歳 |
| 所属 | 国際スポーツ振興協会 | ニトリ |
| 主戦場 | 2025年から欧州ツアー | 国内女子ツアー |
| 今大会の位置 | 第2日終了 -8・首位タイ | 初日終了 -7・首位タイ |
注目:「マイペース」な夫婦の距離感
主戦場が異なる2人は、会う機会が少ないといいます。小祝選手は、2人ともマイペースで連絡もまめではないと笑いながら、同時優勝になればうれしいと話しました。地元・愛知出身の桂川選手も、そうなればいいと応じています。
夫婦同日優勝の可能性と週末の見どころ
両大会は日程が重なり、最終日が同じ11月1日です。同日優勝に向けた条件と、それぞれの優勝争いのポイントを整理します。
男子は残り2日、女子は残り2日
バンテリン東海クラシックは10月29日から11月1日までの4日間大会です。三菱電機レディスは10月30日から11月1日までの3日間大会です。そのため、どちらも残りは2ラウンドとなります。
混戦の優勝争い
男子は首位に2人が並び、1打差に3人が続いています。上位はわずかな差でひしめいており、天候やピン位置しだいで順位が大きく動く可能性があります。桂川選手自身も、ピンチをしのぐゴルフを続けられれば優勝のチャンスはあると話しています。
女子も、首位から1打差に2人、3打差に9人が並ぶ展開です。2日間で好スコアを出す選手が現れれば、追い上げも十分に考えられます。
観戦ポイント
桂川選手は、乱れていたドライバーをどこまで立て直せるかがポイントです。小祝選手は、初日に好調だったパットを維持できるかが焦点になりそうです。最終日は、両大会の順位を同時に追うと楽しみが広がります。
よくある質問(FAQ)
桂川有人選手と小祝さくら選手の首位争いについて、検索されることが多そうな疑問をまとめました。
Q1.桂川有人は単独首位ですか?
A.第2日終了時点では、福住修選手と通算8アンダーで並ぶ首位タイです。初日は単独首位でした。
Q2.小祝さくらはどの大会に出ていますか?
A.埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで行われている「樋口久子 三菱電機レディス」です。初日は65で、エイミー・コガ選手と並ぶ首位タイでした。
Q3.夫婦同日優勝の可能性はありますか?
A.両大会とも11月1日が最終日のため、日程上は可能です。ただし、どちらも上位が混戦で、結果は最終日まで分かりません。
Q4.2人はいつ結婚しましたか?
A.2024年に結婚しています。桂川選手は前週の欧州ツアー・ジェネシス選手権で、結婚後初の優勝を挙げました。
まとめ
- 桂川有人選手は悪条件の中ノーボギーで回り、通算8アンダーの首位タイで決勝ラウンドへ
- 福住修選手がホールインワンを含む66で並び、男子は1打差に3人が続く混戦
- 小祝さくら選手はパットが好調で65、左手首手術後初の優勝を目指す
- 両大会とも11月1日が最終日で、夫婦同日優勝なるかが最大の注目点
夫は前週の海外での優勝の勢いを保ち、妻はけがからの復活を目指して、同じ日に首位で戦っています。
主戦場も生活のリズムも違う2人が、それぞれの場所で結果を出そうとしている姿には、プロとして互いを尊重する関係がうかがえます。
「マイペース」と語る夫婦の距離感は、離れていても自分の道に集中する、今どきのパートナーシップのかたちといえるかもしれません。
11月1日の最終日に、2つの会場でどんなドラマが生まれるのか。両大会の行方を見守りたいところです。
