- 愛知県東三河の同じ高校に通う男子生徒5人がはしかに感染
- 感染者は豊川市2人、豊橋市3人で、海外渡航歴は全員なし
- 症状が出た後での登校も確認されており、校内での拡大が懸念されている
- はしかは感染力が非常に強く、疑わしい場合は医療機関への事前連絡が必要
1. 概要(何が起きたか)
2026年2月、愛知県と豊橋市は、東三河エリアにある同じ高校の生徒5人が、はしか(麻しん)に感染したと発表しました。感染が確認されたのは、豊川市在住の男子高校生2人と、豊橋市在住の男子高校生3人です。
5人には海外への渡航歴がなく、共通の接点が同じ学校であることから、保健所は学校内で感染が広がった可能性が高いとみて調査を進めています。
2. 発生の背景・原因
今回の感染拡大において特に注目されているのは、5人の中には、発熱や発疹、咳などの症状が出た後に登校していた生徒が確認されている点です。はしかは空気感染、飛沫感染、接触感染のいずれでも感染し、その感染力はインフルエンザなどよりもはるかに強いとされています。
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免疫を持っていない人が感染者と同じ空間にいるだけで、ほぼ確実に感染すると言われるほど強力なため、登校によって校内での接触人数が増え、さらなる拡大を招いた恐れがあります。
3. 関係者の動向・コメント
愛知県は、はしかが疑われる症状(高熱、発疹、咳など)が現れた場合、医療機関へ直接向かわず、必ず事前に「はしかの疑いがある」と電話連絡を入れるよう強く呼びかけています。これは、病院の待合室での二次感染を防ぐための重要な措置です。
また、学校側や自治体では、濃厚接触者の特定やワクチンの接種歴の確認を急ぎ、感染の連鎖を断ち切るための対応に追われています。
4. 被害状況や人数
現時点で判明している被害状況は以下の通りです。
- 感染者数:5名(いずれも東三河の同じ高校の男子生徒)
- 居住地内訳:豊橋市3名、豊川市2名
- 主な症状:発熱、発疹、咳などの風邪に近い症状
- 渡航歴:全員なし(国内・校内感染の疑い)
5. 行政・自治体の対応
愛知県と豊橋市の保健所は、感染した生徒の行動履歴を詳しく調査しています。特に教室や部活動など、学校生活の中での接触状況を確認し、他の生徒や教職員への感染拡大を防ぐための指導を行っています。
また、地域住民に対しても、「はしかは感染力が非常に強い」という認識を改めて持つよう注意喚起を行っており、予防接種の検討や手洗い・マスクの徹底などを推奨しています。
6. 専門家の見解や分析
感染症の専門家は、「高校生世代はワクチンの接種回数が不足しているケースや、時間経過とともに抗体価が下がっている可能性がある」と指摘しています。はしかは一度発症すると特効薬がなく、肺炎や脳炎などの重い合併症を引き起こすリスクもあります。
今回の校内感染疑いケースは、集団生活における感染症対策の難しさを改めて示すものとなりました。不特定多数が接触する場所での「疑わしい時の早期隔離」の重要性が浮き彫りになっています。
7. SNS・世間の反応
SNS上では、地元の保護者を中心に不安の声が広がっています。 「はしかは感染力が強すぎて怖い。うちの子の学校は大丈夫だろうか」 「熱が出て登校してたのは不注意だけど、受験シーズンだし休みづらかったのかな」 「ワクチンの記録を確認したほうがいいかもしれない」
といった、二次感染への恐怖やワクチンに関する投稿が多く見られます。
8. 今後の見通し・影響
今後、潜伏期間(通常10〜12日間)を経て、新たに発症する生徒が出てくる可能性があります。学校側は休校や学級閉鎖などの措置を検討せざるを得ない局面も予想されます。
また、この騒動を受けて、愛知県内では麻しん・風しん(MR)ワクチンの需要が一時的に高まる可能性もあります。地域全体での感染拡大を防ぐためには、一人ひとりが「正しく恐れ、迅速に対応する」姿勢が求められます。
よくある質問(FAQ)
Q:はしかの初期症状は?
A:最初は発熱や咳、鼻水など風邪に似た症状が続きます。その後、一度熱が下がったかのように見えてから再び高熱が出て、全身に発疹が現れるのが特徴です。
Q:感染が疑われる場合はどうすればいいですか?
A:必ず公共交通機関を避け、受診前に医療機関へ電話で連絡を入れてください。「はしかの疑い」を伝えることで、病院側が隔離室などの準備を行えます。
愛知・東三河の高校で発生したはしかの集団感染疑いは、その強力な感染力から地域全体への影響が懸念されています。5人の生徒のうち登校していたケースもあり、今後の感染者数推移には細心の注意が必要です。私たちは今一度、自身の健康状態に敏感になり、疑わしい時は速やかに、かつ適切な手順で医療機関を受診しましょう。
