すかいらーくホールディングス(HD)は、12月10日に、ガストやバーミヤンなどの店舗でテーブルでのクレジットカード決済が可能になったと発表しました。
これにより、お客様は店員とやり取りすることなく、レジに行かずにテーブルで直接クレジットカードを使って支払いができるようになりました。
ガストやバーミヤンなど約2400店舗で利用でき、QRコードをスマートフォンで読み取るだけで簡単に支払いが完了します。詳細は記事でご確認ください。
目次
すかいらーく、アプリでテーブル決済サービス導入
すかいらーく、アプリで決済
すかいらーくホールディングス(HD)は、12月10日に、ガストやバーミヤンなどの店舗でテーブルでのクレジットカード決済が可能になったと発表しました。
これにより、お客様は店員とやり取りすることなく、レジに行かずにテーブルで直接クレジットカードを使って支払いができるようになりました。
このサービスは、グループ全体で展開され、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサンなどの店舗で2024年8月9日にスタートしました。
導入当初はPayPayが先行して対応、またd払い、楽天ペイ、メルペイでも会計可能です。
この新サービスの特徴は、顧客がテーブルに設置されたタブレットを利用することで、注文から決済までスムーズに行える点です。
顧客は、テーブルに置かれたタブレットに表示されているQRコードを自分のスマートフォンで読み取ることで、専用の決済画面にアクセスします。
その後、スマートフォン上で決済手続きを行うことができます。これにより、顧客はレジに並ぶことなく、席に座ったままで決済を完了できるため、時間の節約になり、ストレスの少ない飲食体験が提供されます。
さらに、このサービスは、顧客の利便性を高めるだけでなく、スタッフの負担軽減にもつながります。
従来のようにレジでの支払い処理や、スタッフがテーブルを回る必要がなくなるため、スタッフは他の業務に集中することができ、店舗全体の効率化にも寄与します。
また、すかいらーくグループでは、店舗内での無駄な接触を減らすため、この決済システムを導入することにより、感染症対策にも配慮しています。
タブレットを利用した非接触型の決済方法が、衛生面でも安全性を提供する要素となっています。
この新しい決済サービスは、スマートフォンを利用したオンライン決済の普及に対応したものであり、顧客にとっても使いやすい環境が整えられています。
すかいらーくグループは、今後もこのようなテクノロジーの導入を進め、顧客体験の向上を目指していくとしています。
新しい決済サービスの特徴と利便性
この新しいテーブル決済サービスにはいくつかの重要な特徴があり、顧客に対して利便性を提供します。
まず最初に挙げられるのは「レジ待ち時間の解消」です。従来、レジで並んで支払いをする必要があり、食事を終えた後に長時間待たされることがよくありました。
しかし、今回のテーブル決済サービスを利用することで、顧客は席に座ったままで、注文した料理の確認やクレジットカード決済を完了することができるため、非常に効率的です。
これにより、待機時間の大幅な短縮が実現され、顧客が店舗での時間をより有意義に過ごせるようになります。
次に、決済方法が非常に便利である点が挙げられます。
これまでのように現金を持参したり、クレジットカードを直接店舗スタッフに渡したりする手間がなくなり、顧客は「すかいらーくアプリ」を通じてクレジットカード決済を行うことができます。
アプリに登録されたカード情報を使用して、店舗での支払いが簡単に行えるため、支払いの際に時間をかけることなく、すぐに処理を完了できます。
また、カード情報が店舗スタッフと共有されることなく決済が行われるため、セキュリティ面でも安心して利用することができます。
さらに、サービスの利便性を高めるために、「共通ポイント」や「すかいらーくポイント」を獲得・利用できる機能が搭載されています。
これにより、顧客は食事を楽しみながら、同時にポイントを貯めたり使ったりすることができ、これまで以上にお得に食事を楽しむことができます。
すかいらーくポイントは、グループ内の他のサービスや店舗でも利用できるため、ポイントを効率的に活用することが可能です。
対象店舗と今後の拡大
本サービスは、すかいらーくグループ内の多くの店舗で提供されます。
対象となる店舗は、「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」「夢庵」「ステーキガスト」「から好し」「とんから亭」「桃菜」「八郎そば」。
これらの店舗では、すかいらーくアプリを使った決済が導入されており、顧客は店内での支払いを簡単に行うことができます。
特に「ガスト」や「バーミヤン」などの大手チェーン店での導入は、すかいらーくグループ全体での利便性向上に貢献することが期待されています。
また、すかいらーくグループは、2025年以降に「しゃぶ葉」へのサービス導入を予定しています。
「しゃぶ葉」は、すかいらーくグループ内でも特に人気の高いしゃぶしゃぶ専門店であり、その導入によって、さらに多くの顧客がこの便利な決済サービスを体験できるようになります。
これにより、サービス対象店舗はますます多様化し、すかいらーくアプリを通じての支払いがさらに広範囲に利用されることが予想されます。
さらなる利便性向上を目指して
2025年1月中旬からは、「電子レシート」機能が追加される予定です。
この機能が導入されることで、顧客は従来の紙のレシートを受け取る代わりに、デジタル形式のレシートを受け取ることができるようになります。
これにより、レシートの紛失や保管場所に困ることがなくなり、また、環境にも配慮した形で支払いの証明が行われることになります。
電子レシートは、特にポイントの管理や後日必要な場合の購入証明書として便利に活用できます。
顧客は、必要なときに簡単にアプリでレシートを確認することができ、紙の無駄を省くことができます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環
すかいらーくグループは、この新しいテーブル決済サービスを、同社が進めているDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の一環として位置づけています。
すかいらーくグループは、飲食業界のデジタル化を積極的に推進しており、ITやデジタル技術を活用して、店舗運営の効率化や顧客サービスの向上を目指しています。
この取り組みによって、顧客はより快適で便利な店舗体験を享受できるようになりますし、スタッフの業務負担も軽減されます。
例えば、レジでの決済にかかっていた時間を削減することで、スタッフはより多くの時間を顧客へのサービス提供に充てることができ、全体的な業務効率が向上します。
さらに、アプリを通じて顧客に対する情報提供やキャンペーン告知が可能となり、顧客とのエンゲージメントが深まります。
例えば、新しいメニューや季節限定のオファーなどがアプリを通じてダイレクトに顧客に届くため、顧客はよりパーソナライズされた情報を受け取ることができます。
このような取り組みは、顧客との長期的な関係構築に寄与し、ブランドロイヤルティの向上にもつながります。
ネットの反応
- 狙いの客層が増える可能性
- セルフレジ導入が有効かもしれない
- アプリが増えすぎて辟易する人も
- 支払い方法判別が難しく、緊張感が増す
まとめ
- すかいらーくの新しいテーブル決済サービス
- レジへ行かずに支払い可能
- 待ち時間短縮、簡便な決済、ポイント活用
- 電子レシートや機能追加で利便性向上
- 顧客満足度の向上
- 業界全体に大きな影響を与える可能性