あなたも、淡路島のテーマパーク「ONOKORO」について、「長年親しまれている施設なので、これからも営業が続く」と思っていませんでしたか?
しかし、淡路ワールドパークONOKOROは、施設や遊具の深刻な老朽化を理由に、2026年11月で閉園する方針となりました。
約12年間で5億円を超える修繕費を投じながら、一部の設備は40年以上使用されています。目玉の観覧車では、5000万円以上をかけた改修から約半年後に別の部品が破損しました。
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この記事では、ONOKOROが閉園する理由、来園者数の推移、老朽化した設備の状況、跡地の今後について、報道された情報を基に詳しく解説します。
・ONOKOROは2026年11月で閉園する方針
・施設の一部は40年以上にわたり使用
・約12年間の修繕費は5億円超
・年間来園者数は最盛期約100万人から約24万人へ減少
・閉園後は施設を解体し、兵庫県が跡地活用を検討
事案概要
今回の閉園方針は、屋外型テーマパークが抱える設備更新費の重さと、長期的な来園者減少という二つの課題を示しています。
現時点で確認できる基本情報を整理します。
基本情報チェックリスト
☑ 施設名:淡路ワールドパークONOKORO
☑ 所在地:兵庫県淡路市・淡路島東海岸
☑ 施設種別:屋外型テーマパーク・観光施設
☑ 前身施設:「おのころ愛ランド」
☑ 現在の名称への変更:1998年
☑ 閉園時期:2026年11月の予定
☑ 閉園理由:施設や設備の著しい老朽化
☑ 修繕規模:約12年間で5億円超
☑ 来園者数:1998年当時は年間約100万人、昨年度は約24万人
MBSニュースの報道によると、ONOKOROには世界の有名建築を再現したミニチュア展示や、24種類のアトラクションがあります。
淡路市議会には2026年9月1日、施設の廃止に関する条例案が提出されました。閉園後は施設を解体する方針です。
閉園までの経緯と時系列
ONOKOROは、淡路島観光の歴史とともに歩んできた施設です。開設の背景から閉園方針が示されるまでの流れを整理します。
時系列フロー
1985年 淡路島と徳島を結ぶ大鳴門橋が完成
1985年 大鳴門橋の完成を記念した博覧会のメイン会場として兵庫県が土地を整備
その後 「おのころ愛ランド」の名称で観光施設として運営
1998年 「淡路ワールドパークONOKORO」へ刷新。年間来園者数は当時約100万人
2012年 淡路市の指定管理を受けた地元企業による運営が始まる
以降 設備の修繕を続ける一方、来園者数は減少
昨年度 年間来園者数が約24万人まで減少
2026年9月1日 淡路市議会に施設廃止に関する条例案を提出
2026年11月 閉園予定。その後、解体工事を行う方針
来園者数を単純に比較すると、1998年当時の約100万人から昨年度の約24万人へ、約76%減少した計算です。
ただし、両年では観光環境や集計条件などが異なる可能性があるため、単純な経営比較だけで閉園の原因を判断することはできません。
ONOKORO閉園の大きな理由
報道された内容からは、来園者の減少に加え、設備の安全を維持するための修繕負担が限界に近づいていたことが分かります。
一部設備は40年以上使用
施設内では、金属部分の腐食やさびが進み、破片が落下する危険が心配される場所も確認されています。
これまではスタッフが応急処置を行ってきましたが、手の届かない場所まで劣化が広がっていると説明されています。
屋外施設は雨や潮風の影響を受けやすく、特に海岸に近い立地では金属設備の腐食対策が重要になります。日常的な補修だけでは、安全性を維持することが難しい段階に達していたとみられます。
12年間で修繕費は5億円超
ONOKOROでは、約12年間で5億円を超える修繕費が投じられました。単純平均では、年間約4160万円を超える規模です。
それでも老朽化を止められなかったことから、部分的な修理を重ねるだけでは施設全体の安全性を維持できない状況になっていた可能性があります。
観覧車は大規模改修の半年後に破損
目玉施設の観覧車では、老朽化したゴンドラの新調などに5000万円以上をかけました。
ところが、その約半年後、安定して回転させるための別の部品が突然破損しました。大規模な改修を行っても、ほかの老朽部品に不具合が生じるという厳しい状態だったことがうかがえます。
古い大型遊具では、一部を新しくしても、周辺の部品や構造物まで同時に更新しなければ、故障リスクが残る場合があります。安全を最優先にするなら、修繕範囲が拡大し、費用も膨らみやすくなります。
背景分析と施設運営の課題
今回の閉園は、老朽化だけでなく、来園者減少と修繕費増加が同時に進んだことが大きなポイントです。
ONOKOROの状況と、一般的な屋外型テーマパークが抱えやすい課題を比較します。
| 比較項目 | ONOKORO | 屋外型施設の一般的な課題 |
|---|---|---|
| 設備年数 | 一部は40年以上使用 | 経年劣化により更新対象が増える |
| 修繕負担 | 約12年間で5億円超 | 大型遊具は点検・補修・部品交換が高額になりやすい |
| 来園者数 | 約100万人から昨年度約24万人へ減少 | 利用者減少で設備更新費の確保が難しくなる |
| 安全管理 | 腐食や部品破損が表面化 | 営業継続には継続的な安全投資が必要 |
| 今後の対応 | 閉園後に解体する方針 | 全面更新、規模縮小、用途変更などの判断が必要 |
利用者が減少する一方で修繕費が増えれば、入園料などの収入だけで設備更新費をまかなうことは難しくなります。
一部の設備だけを修理しても、別の場所で故障や腐食が発生すれば、追加投資が必要です。この「修繕の連鎖」が、古いレジャー施設の継続を難しくする一因になります。
利用者と淡路島観光への影響
ONOKOROは、子どもが利用しやすい遊具や乗り物を備え、家族で楽しめる観光施設として長く親しまれてきました。
閉園によって、利用者だけでなく、従業員や取引先、周辺の観光事業者にも影響が及ぶ可能性があります。
家族向け観光施設が一つ減少
ONOKOROには、比較的小さな子どもでも楽しめる遊具や、世界の建築物を見られるミニチュア展示があります。
こうした施設の閉園は、淡路島を訪れる家族連れにとって、観光先の選択肢が一つ減ることを意味します。
従業員や取引先への影響
雇用や取引先への具体的な対応については、提供された報道内容では明らかになっていません。
閉園までの営業予定、購入済みチケットの取り扱い、最終営業日などについては、今後の公式案内を確認する必要があります。
施設運営上の一般的な見方
大型レジャー施設では、安全を守るための設備投資を先送りできません。来園者数が減少するなかで更新費が増え続けると、営業を続けるほど将来の修繕負担が大きくなる場合があります。
ネット上で注目されやすい点
・12年間で5億円超を投じても老朽化を止められなかった点
・5000万円超の観覧車改修後に別の部品が破損した点
・最盛期約100万人から約24万人へ来園者が減少した点
・長年親しまれた家族向け施設がなくなることへの惜別
・閉園後の跡地がどのように活用されるのか
跡地は今後どうなるのか
閉園後は施設を解体する方針ですが、跡地の具体的な利用方法は現時点で決まっていません。
土地を所有する兵庫県企業庁は、市場ニーズを把握するとともに、淡路市の意向も聞きながら今後の活用法を検討するとしています。
跡地は淡路島東海岸にある観光拠点です。そのため、新たな観光施設、地域交流施設、商業用途など、立地を生かした再活用が今後の焦点になります。
ただし、具体的な事業者や整備計画は公表されていないため、現段階で用途を断定することはできません。
FAQ
Q1:淡路ワールドパークONOKOROはいつ閉園しますか?
A1:報道された情報では、2026年11月に閉園する方針です。具体的な最終営業日は、施設の公式案内で確認する必要があります。
Q2:閉園する最大の理由は何ですか?
A2:施設や設備の著しい老朽化です。来園者数の減少に加え、今後も多額の修繕費が必要になることから、運営継続が困難と判断されました。
Q3:これまでの修繕費はいくらですか?
A3:約12年間で5億円を超えると報じられています。観覧車だけでも、ゴンドラの新調などに5000万円以上が投じられました。
Q4:来園者数はどのくらい減りましたか?
A4:1998年当時は年間約100万人でしたが、昨年度は約24万人でした。単純比較では約76%の減少です。
Q5:閉園後の施設はどうなりますか?
A5:閉園後は解体工事を行う方針です。跡地の具体的な利用方法は決まっておらず、土地を所有する兵庫県が淡路市の意向などを聞きながら検討します。
Q6:閉園まで通常どおり遊べますか?
A6:営業日や利用できるアトラクション、チケットの取り扱いなどは変更される可能性があります。来園前に公式サイトの最新情報を確認してください。
閉園回避の可能性はあったのか
今回の閉園は、来園者数の減少と施設全体の老朽化が長期間にわたって進んだ結果とみられます。
報道された情報の範囲から、事業継続の選択肢を増やすために考えられた対応を整理します。
・大型遊具の安全性と収益性を早期に個別評価する
・全面修繕ではなく施設規模の縮小も検討する
・家族向け体験施設など、維持費を抑えた内容へ転換する
・行政、民間事業者、観光関連企業との共同運営を検討する
・修繕費と来園者数を踏まえた長期更新計画を作る
設備更新の優先順位を早期に決める
一部の設備が40年以上使われている場合、故障した場所をその都度修理する方法では、別の部品や設備の劣化が次々と表面化する可能性があります。
設備ごとに安全性、集客効果、維持費を評価し、残す設備と廃止する設備を早期に分けていれば、修繕費を集中できた可能性があります。
施設を段階的に縮小する
24種類のアトラクションを維持するには、点検、部品交換、人員配置などの継続的な負担が生じます。
利用率の低い遊具を廃止し、安全性と人気の高いエリアへ営業範囲を絞ることで、固定費や修繕費を抑えられた可能性があります。
維持費の低い観光体験へ転換する
大型機械を使う遊具だけでなく、淡路島の食、自然、文化を生かした体験型企画を増やす方法も考えられます。
ただし、新たな施設への転換にも投資が必要です。来園者数や収益性を十分に検証しなければ、別の負担が生じる可能性があります。
民間事業者との連携を広げる
行政と現在の運営会社だけで設備更新を担うのではなく、観光関連企業や新たな運営事業者を募り、施設の再整備や一部事業の譲渡を検討する余地もあったと考えられます。
もっとも、老朽化が広範囲に及んでいる場合、引き受ける事業者を見つけることは容易ではありません。
閉園回避策の優先順位
老朽化したレジャー施設では、集客策を増やす前に、安全確保に必要な費用と将来の更新負担を把握する必要があります。
ONOKOROで考えられた対応を、緊急度に応じて整理します。
| 優先度 | 考えられた対応 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| 最優先 | 全設備の安全性と更新費を調査 | 将来必要となる費用と危険箇所を把握する |
| 高 | 老朽設備の休止と営業区域の縮小 | 事故リスクと維持費を抑える |
| 高 | 県、市、運営会社による長期更新計画の策定 | 修繕の優先順位と費用負担を明確にする |
| 中 | 民間事業者やスポンサーの募集 | 設備投資の負担を分散する |
| 中長期 | 機械設備に依存しない体験型施設への転換 | 維持費を抑えながら新たな需要を開拓する |
もちろん、これらの対策を講じていれば、必ず閉園を回避できたと断定することはできません。
施設内部の収支、設備ごとの利用率、過去の更新計画などは公表されていないため、ここで示した内容は、報道された事実から考えられる選択肢です。
それでも、設備の劣化が広範囲に進む前に運営規模や施設構成を見直していれば、事業継続の選択肢を増やせた可能性はあります。
まとめと今後の展望
淡路ワールドパークONOKOROは、施設や設備の老朽化を理由に、2026年11月で閉園する方針です。
約12年間で5億円を超える修繕を続けましたが、一部設備は40年以上使用され、追加の大規模修繕が必要な状況となっていました。
今回の事例から見える課題
・古い設備では部分修理を続けても別の故障が発生しやすい
・来園者減少と修繕費増加が重なると事業継続が難しくなる
・安全確保には、長期的な設備更新計画と費用負担の整理が欠かせない
今後の焦点
閉園後は解体工事が予定され、跡地の活用方法が新たな焦点となります。
淡路島観光の発展に大きな役割を果たしてきた場所だけに、地域の魅力や住民の意向を生かした次の活用策が求められるでしょう。
最後に
世界の建築物を眺め、観覧車から淡路島の景色を楽しんだ記憶は、多くの家族に残り続けるでしょう。
施設側が語るように、ONOKOROは淡路島へ観光客を呼び込む役割を長年果たしてきました。
閉園は残念ですが、役割を終えた土地が次にどのような場所へ生まれ変わるのかも重要です。あなたには、ONOKOROで過ごしたどのような思い出が残っていますか?

