モモの日常ビタミン④

箱根のバイク :フィフティ

淡路島からのツーリングから帰ってきた後、「モモ、箱根、明子」の三人は予定どおりバイク屋に集まった。箱根のバイクを見た二人は驚いた。なんと赤いレッツが、シルバー色の巨大なバイクに変わっていたのだ。

エピソード
  • 箱根の新しいバイク
  • 写真係
  • お風呂と温泉

どうしたの?そのバイクとモモが言った。買い替えたんだ。明子がすぐさま口にした。これって・・・2ちゃんねるで有名になったマグナキッド・・・伝説の。箱根は誇らしげにニヤリと微笑んだ。そうだよ。

なんとその巨大なバイクは50ccいや、49ccらしくてマグナフィフティと言って原付免許で乗れるらしい。しかもセルで始動できるらしいのだ。

モモにはなんの話か解らなかったが明子の興奮ぶりを見てすぐさま手元のスマホでググった。面白~い。私なんか足元にも及ばない文才だわ。続編もかなり出回っているからあとで絶対読むよ。

そして一月後、シルバーの「マグナ50」は真っ赤なロッソコルサに塗り替えられ、新たな姿で再び三人の前に現れるのでした。その姿を見た明子は、「やっぱりこの赤最高ね!」と声を上げました。

箱根もうなずきながら、「この色だと、もっと目立つし、注目の的になるね」と言いました。モモもその鮮やかな赤色に感動し、「次のツーリングが楽しみだね!」と期待に胸を膨らませました。

三人は赤く塗装されたマグナ 50を囲んで、次のツーリングの計画を立て始めました。明子が地図を広げ、「今度は海沿いのルートはどうかな?」と提案すると、箱根が「いいね!潮風を感じながらのツーリングは最高だよ」と賛同しました

モモは少し考え込んでから、「こんな色ばかりだと目立ちすぎないかな?」と心配そうに言いました。すると明子が笑いながら、「それがいいんじゃない?私たちの冒険を皆に見てもらおうよ!」と答えました

箱根はスマートフォンを取り出し、「そうだ、ツーリングの様子をSNSで発信しよう。ハッシュタグは…どうする?」と提案しました。三人で相談し、最終的に「honda #カブ」というハッシュタグに決めました。

写真係 : モモに決定

モモは興奮して、「私、写真係になる!絶対素敵な思い出になるよ」と言いました。明子と箱根も同意しました。計画が固まるにつれ、三人の期待は高まっていきました。箱根はこのマグナ 50で、きっと素晴らしい冒険ができるわ」と目を輝かせモモもうなずきました。

モモが撮影した写真は、夕焼けに染まる海と黄色いカブが映え、SNSでちょっとした反響を呼んだ。フォロワーからは「最高のツーリングですね!」「私も一緒にツーリングしたい!」などのコメントが嬉しかった。道中、地元の漁師の方に声をかけられ、新鮮な魚介をいただいた。その日の夜は、海辺でBBQを行い、星空の下で語り合った。

ツーリングを終えて、三人は達成感と満足感に包まれた。モモが、ねぇズーマーって発音合ってる?違うよ「ズぅーマぁー」だよ。と二人は声を揃えて言った。こんな、くだらないような話で盛り上がった。「次はどこに行こうか?」「もっと遠くまで行ってみようよ!」と、すでに次のツーリングの計画を立て始めていた。

ヘルメットの中は : 蒸し風呂

しかし、この後、フルフェイスヘルメットのせいもあって真夏の暑さを思い知ることになる。ヘルメットの中は蒸し風呂かサウナ状態。汗だくになりながら運転し、ヘロヘロになった。私が、「汗でおぼれる~」て叫ぶとみんなで大笑いした。

 その後、冷たいシャワーを浴びて、ようやくリフレッシュできた。汗が流れ落ちると同時に、バイクでの冒険が頭の中で鮮明に蘇る。友達との笑い声、風を切る感覚、そして美しい景色。どれもが心を躍らせる瞬間だった。

「また行こう」と、心の中で決意する。次回は、もっと早い時間に出発して、涼しい朝の風を感じながら走りたい。計画を立てるのが楽しみで、地図を広げて、行きたい場所を探し始める。海沿いの道や山道、そして新しいカフェを見つけたい。

次の日、ツーリングの計画を二人に話した。彼女らも同じようにワクワクしている様子で、すぐに日程を決めることになった。仲間との絆が深まる瞬間だ。

次のツーリングでは、ヘルメットの中に冷却グッズを入れることを忘れないようにしよう。暑さ対策をしっかりして、楽しい思い出をもっと増やすために。バイクに乗ることは、ただの移動手段ではなく、心を豊かにする冒険なのだと改めて感じた。

秘境温泉 : 神秘の湯

その後、三人は次のツーリング先として秘境温泉を目指すことに決めました。地元の人に教えてもらったルートを辿り、バイクでしか行けない秘境温泉に到着すると、そこは壮大な自然に囲まれた静寂の場所でした。温泉に浸かりながら、星空を眺めながらの贅沢な時間を楽しみました。

明子は、「こんな素晴らしい場所にバイクで訪れられるなんて、本当にバイクの力ってすごいね」と感慨深げに話しました。箱根も、「こういう場所をバイクで巡るのが、ツーリングの醍醐味だよね」と頷いた。

モモは、「次もこんな穴場を見つけて訪れたいな。バイクがあれば、まだまだ新たな冒険が待っているんだ」と夢見るように言いました。

そうして、彼女たちはバイクを通じて絆を深め、新たな発見と冒険を重ねていくのでした。

次のツーリングでは、三人はさらに探検心をくすぐられる場所を目指すことにしました。明子が提案したのは、山岳地帯に広がる秘境の森と、その中に残る古代の遺跡があるという情報でした。彼女はネットで様々な旅行記や地元のブログを調べ、その場所の魅力について語りました。

「この森は、自然がそのまま残る貴重な場所なんだよ」と明子が誇らしげに話します。「遺跡も見どころだね。古代の人々がどんな生活をしていたのか、想像が膨らむよ」とモモが興奮しています。彼女はカメラを持って、新たな写真を撮ることを楽しみにしています。

次の朝、三人は早朝出発の準備を整えます。バイクには冷却グッズや軽食、地図とコンパスが準備されています。気温の上昇に備えて、涼しい朝の風を感じながら山道を進むことを楽しみにしています。

山岳地帯に入ると、周囲は静寂に包まれ、緑の中に古代の遺跡が点在しています。明子が案内する中、彼女たちはその歴史や自然の美しさに魅了されながら進んでいきます。道中で地元の人々と出会い、彼らからその地域の伝説や物語を聞くことができ、ますます彼女たちの冒険心は高まっていきました。

遺跡の近くでバイクを停め、彼女たちは少しの間、自然に囲まれた静寂な時間を過ごします。箱根は、「この感覚がツーリングの真髄だね。自然と歴史を肌で感じることができる贅沢さ」と言います。モモはその場面を写真に収め、SNSでシェアすることを考えています。

夕方になり、彼女たちは秘境の森を後にし、近くの温泉地で疲れを癒します。温泉に浸かりながら、今日の出来事や新たな発見について語り合いました。

次の日、彼女たちはさらなる冒険を求め、新たな場所への探検を計画し始めます。バイクを通じて絆を深め、自然と触れ合いながら新たな発見を楽しむ彼女たちの冒険は、まだまだ続いていくのでした。

三人はさらに挑戦的な目的地を選びました。明子が提案したのは、山岳地帯を抜けた先に広がる未知の海岸線です。地元の人から聞いた情報によれば、その海岸線には見事な断崖絶壁や、隠れた入り江が点在し、数々の美しい景色が待っていると言います。

山を越えた後、彼女たちは海岸線を目指します。バイクで狭い道を進み、たまに現れる素晴らしい景色には息をのむばかりです。明子は地元の言い伝えや歴史的背景を語りながら、彼女たちを導きます。箱根は風景の美しさに感動し、「これこそがツーリングの醍醐味だよね。自然の中で心が洗われる感じがする」と言います。

途中、彼女たちは地元の漁師や農家の人々と交流し、その地域特有の文化や食べ物に触れました。地元の人たちからは、海の神秘やこの地域ならではの暮らしについての話を聞くことができ、彼女たちの冒険心はますます高まっていきました。

海岸線でバイクを止め、モモはカメラを手に風景写真を撮り、SNSでシェアすることを楽しみにしています。彼女たちの冒険は、さらに多くの人々にその美しさや魅力を伝えるきっかけとなった。

日が傾き、夕焼けに染まる海岸線を背に、彼女たちはその日の冒険を振り返ります。次のツーリング先についての会話が始まり、新たな目的地を探す楽しみが広がっていきます。彼女たちはバイクを通じて絆を深め、自然と触れ合いながら、心に残る冒険を続けていくのでした。

次の日、彼女たちは自然の美しさにさらに魅了されていきます。道は時折急峻で、曲がりくねった山道が続きますが、その先に広がる景色は一段と美しく、彼女たちの冒険心を掻き立てます。

途中で彼女たちは、地元の小さな集落に立ち寄りました。そこでは親しみやすい地元の人々が、彼女たちを歓迎し、地元特産のお菓子やお茶を振舞ってくれ、その交流の中で地元の文化や生活に触れる貴重な時間を過ごしました。

地元の言い伝えや伝統についての話も聞き、箱根は自然の豊かさに感動し、「これが本当に素晴らしい経験だね。自然と一体になる感じがする」と言います。

その後、彼女たちは再びバイクにまたがり、高地を越えて目的地へ向かいます。彼女たちの次の冒険がどんな展開を見せるのか、そしてそれが彼女たちの友情をさらに深めることになるのか、それは彼女たちにとっての未来の楽しみでした。

夜が深まり、彼女たちは宿に戻って地元の料理を楽しみながら、一日の冒険について熱く語り合います。海岸線沿いのルートで得た感動や発見、そして地元の人々との交流が、彼女たちの心に深い印象を残しています。

明子は、「今日の出会いや話、地元の食べ物に触れることができたことが、旅の醍醐味だよね。こんなに充実した一日を過ごせるのも、バイク旅の楽しみの一つだ」と笑顔で言います。箱根も同意し、「自然と触れ合いながら、地元の人たちと交流することで、その土地の魅力をもっと深く感じられるね」と感慨深そうに語ります。

彼女たちはその日の写真や思い出を振り返りながら、またまたツーリング先についての会話が盛り上がりました。「次はどこにしようかな?もっと遠くに行ってみたいな」とモモが提案します。

明子は地図を広げて、「次は山岳地帯ではなく、湖畔の静かな場所も良いかもしれないね。そこも自然が豊かで素晴らしい景色が期待できるはず」と提案します。箱根も、「それならば、星空が美しい場所でキャンプをしながら、自然を満喫したい!」と嬉しそうに話します。

彼女たちは次の冒険への期待と興奮を胸に、新たな計画を練り始めます。バイクでの旅が彼女たちの絆を深め、自然との触れ合いを通じて心に残る冒険をもたらすことを願いながら、明日への準備を進めていくのでした。

次の朝、三人は早起きして準備を整え、新たな冒険に臨みます。今回の目的地は、湖畔に広がる静かなキャンプ場です。地元の人からの情報によれば、そこは豊かな自然に囲まれ、特に夜には美しい星空が楽しめるそうです。

青と緑と : コントラスト

バイクで湖畔を目指し、道中で見かける景色は次第に湖の青と緑のコントラストに変わりました。明子が案内する中、彼女たちは静かな山道を進み、森の中を抜けてキャンプ場に到着。周囲の自然を満喫します。

午後になり、彼女たちは湖畔でのんびりと過ごします。箱根は湖の水辺で眺めています。「こんな穏やかな時間もいいね。自然の中でゆったり過ごすのは、心が落ち着くよ」と言います。明子は近くを歩きながら、「この辺りには珍しい植物や鳥がいるかもしれない。自然観察も楽しいね」と話します。

夕方、彼女たちはキャンプファイヤーを囲みながら、地元の食材を使った料理を楽しむことにしました。箱根は料理を担当し、地元の新鮮な野菜や魚を使って、美味しい料理を作り上げます。彼女たちは食事をしながら今日の冒険を振り返り、次のツーリングの計画についても話し合います。

「次はどこに行こうかな?やっぱ自然豊かな場所に、まだまだ行ってみたいね」とモモが提案します。明子は地図を広げて、「次は歴史的な街並みが残る場所がいいかもしれないね。文化と自然を両方楽しめるところがいい」と言い。箱根も、「それならば、地元の人と交流できるイベントがある場所に行くのも面白いかもしれない」とアイデアを出しました。

彼女たちは次の冒険への期待と興奮を胸に、新たな計画を練り始めます。自然の美しさと文化の魅力を求めて、彼女たちの旅は次なる高みへと向かっていくのでした。

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